6日目
朝から病院へ。
「耳は最期まで聞こえる」と、看護師さんの励ましを頼みに
母の好きな曲や私達が子供の頃のメッセージなどを枕元に。
家族みんなでパジャマを着せて、記念撮影。
この頃から、父も積極的に
母の看護に介入してくれるようになっていました。
昼過ぎ、自宅に戻り、母のパジャマを洗う。
6日前、救急搬入時に切り裂かれたパジャマ。
すごく辛くて、けれど未だに手放せずにいます。
夕方、父と叔父さんを妹に託し
しばし母と二人の時間。
むくみ防止のマッサージをしたり話し掛けたり
この頃から家族それぞれ、
母との時間を過ごそうと話し合いで決めていました。
(病院側にはご厄介でも、母を一人にしない(後悔しない為)とも)
夕方、父と叔父さん、妹が病院へ。
夕飯と綿棒を買って来て貰う。
母の身体が生きている間、ケアをさせて頂いたのも有難かったです。
四日振りに一人でお泊り。
一時血圧が155↑になり、妹に電話。
今でも救急車のサイレンと、モニターの緊急音を聞くと
当時を思い出して苦しくなります。